後悔?楽しい?32歳で一人暮らしを始めて約1年のアラサーのリアル

一人暮らし
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はじめまして、yoruです!

20代後半になってから「このまま実家に居ていいのかな」「いつかは一人暮らしをしないと」と薄々思い始め、32歳で実家を出ました。

20代の頃は漠然と「私に一人暮らしなんてできるわけない」とおもっていた私が、意を決して一人暮らしに踏みきり、もうすぐ1年が経とうとしています。

私は一人暮らしをやってよかった!と感じることがいっぱいですが、この記事を読んでくださっているみなさんの中には、

・一人暮らしをしたいけど実際どうなんだろう?
・アラサーで一人暮らしって今更感あるのでは?
・今からやっても後悔するかも…

と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

“アラサー”って周りの人たちの環境の変化が大きかったり、自分の将来が心配になったりして、このままで良いのだろうかと感じやすい時期だと思います。

私もそうでした。

そんな時期に一人暮らしを始めた私が、一人暮らしを始めてよかった点、後悔している点、始めたきっかけなど、リアルな感想を赤裸々にお話します。

基本的には一人暮らしをおすすめする内容となっていますが、同じ環境のアラサー女性のみなさまの参考や後押しになれば嬉しいです。

アラサー女が、実家暮らしの時に感じていたこと

冒頭でも書きましたが、20代後半からなんとなくぼんやり「このまま実家に居ていいのかな」「いつかは一人暮らしをしないと」と薄々思い始めていました。

そしてこの考えは年齢を重ねるにつれて強くなっていった気がします。

別にこんなふうに思う必要はないんですが、どうしても周りと自分を比べてしまうんですよね。

周りの友達が結婚したり、結婚して家を買ったり、彼氏と同棲を始めたり、一人暮らしをしている子でも別の家に引っ越ししたり…

周りの友達のライフステージが変わっていくのに対して、私は何も変わらずずっと今の家。毎日会社と家の往復。

そういう周りの環境の変化を見てきているからこそ、いつまでもこのままではダメかも、もういい年なんだしいつかは出ていかないといけないよな…という考えに繋がりました。

あとは自分自身でも『実家暮らし』というイメージをあんまり良く思ってなかったんですよね。

きっと実家暮らしは、甘えているとか、家事ができないとか、そういうふうに思われているんだろうなって思っていました。

だから会社の人や、マッチングアプリで知り合った人など、新しく出会う人たちと住んでる場所の話をするのがとても嫌いでした。

私は元々実家が大阪の田舎の方だったので、住んでる場所を言えばだいたいの人には実家暮らしだろうなとバレてしまうと思います。

その人たちは何にも思って無いかもしれないんですが、自分の中で勝手に後ろめたさをもってたんですよね…

今書いたことって全部直接言われたことなくて全て私の思い込みに過ぎないかもしれないのですが、この考えが私の中ですごく辛かった。

他には、SNSで「子供部屋おじさん」と言うワードが流行っているのをみて、これはヤバいと思いました。笑

私も子供の時から使っている部屋でずっと過ごしていたので、このままいけば子供おばさんになるのでは…?と焦っていたのを覚えています。(すでに片足突っ込んでたかもしれませんが…)

だから30歳過ぎてからはかなり真剣に一人暮らしを視野に入れ始めていました。

一人暮らしを始めたきっかけ

私が実際に一人暮らしに踏み切ったきっかけは、現実的なものでした。

・残業が多く通勤時間を減らしたかった
・母との喧嘩からずっと一緒に居るのはよくないと感じた

私の場合、31歳で仕事を転職してかなり残業が多かったため「少しでも通勤時間を減らしたい」「睡眠時間を確保したい」という気持ちから、一人暮らしをした方が良いなと感じました。

転職をしたおかげで少しだけ年収が上がったというのも後押しの一つですが、「年収が」というよりも身体のしんどさをどうにかしたいという方が気持ち的には強かったです。

また、もう一つの理由として、母との喧嘩があります。
残業の疲れから、帰宅後些細なことで何度か喧嘩したことがあるんです。

30代で母親と些細なことで喧嘩なんて情けないですほんと…情けない、ダメな娘だっていうことはわかってるんです。

でも疲れて帰ってきた時はそんな余裕は無くて、母親は心配してくれているのに、私は一人の時間が欲しくて、ほっといてほしくてそこから口喧嘩。

このまま一緒にいては関係がどんどん悪化してしまうと思い、喧嘩したあとそのままSUUMOで物件探しを始めました。笑

ちなみに、普段母とは仲が良い方でしたが、今思えばこれも一人暮らしをしてこなかった要因のひとつだなと感じました。

母のせいだと言いたいわけでは無く、私自身親離れができてなかったんです。

仲が良いので二人で出かけたり、母を車でどこかに連れていってあげたりしていましたが、仲良いが故にお互いに親離れ・子離れができていませんでした。

私は家事の大半を甘えていたし、母も私と居るのが楽なのでだんだん私としか出かけなくなる。そうなると私のことだけじゃ無くて、母のことも心配になってきたんです。

母が若いときならまだ良いのですが、年齢を重ねると私が一人暮らしや結婚で居なくなった時に、きっと一人でなにもできなくなるだろうなと思いました。

私の母はまだネットで買い物もできるし一人で電車に乗って出かけることもできますが、これがもっと歳をとっていたらどうでしょうか。
年齢を重ねてから新しいことを一人で始めるとなるときっと色々難しいと思うんです。

年齢を重ねると保守的になったり、めんどくさいと言う気持ちが強くなるので、1人になったら出かけなくなったり、寂しい思いをするんじゃないかとも思いました。
だからこそ離れるのは早い方がお互いのためにも良いなとおもいました。

でもこれは一人暮らしをすると決めてから感じたことなので、一緒に住んでいた間はずっと気づけなかったと思います。

今はお互いのことを考えると、このことに気づけたので一人暮らしに踏み切ってよかったなと思っています。

メリットだらけ!一人暮らしは魅力がいっぱい。

ここでは、32歳で一人暮らしを始めたアラサー女が、実際に一人暮らしをしてよかった点をお伝えします。

一人暮らし歴1年のまだまだ初心者ですが、初心者なりに感じたことをまとめました。

自由な時間が持てる

好きな時間に寝て、好きな時に好きな音楽をたくさん聴いて、お風呂も好きなだけ入れる。

これって一人暮らしの人からしたら当たり前のことなんですが、でもこれが私にとってはすごく嬉しいことでした。

きっと私のように実家暮らしが長かった人ほどそう感じると思います。

実家暮らしだと、いつまでも寝ていると起こされたり、お風呂だって家族の時間に配慮して入らないといけません。それがなくなるだけで自由な気持ちになれて、開放感もすごく大きいです。

ご飯だって、深夜にマクドナルドを買いに行ったりすることもできますし、カフェで簡単に済ませたり、いきなり友達を呼んで一緒に食べたり、どんなことだって自由にできます。

想像してみてください。

あなたが好きなことは何ですか?

お菓子を食べながらNetflixを見ること、一日中寝ること、深夜にラーメンを食べに行くこと、早朝からヨガをすること、友達を呼んでパーティをすること、お風呂でアイスを食べること、自分の大好きな香りのアロマを焚いてゆっくりすること…

全て誰の気を使わずに、自分のやりたい時に気が済むまでできるんです。
一人暮らしは自分の限られた人生を思う存分楽しむことができます。

自分だけの空間

空間も全て自分だけのものです。
家具や食器、インテリア雑貨も自分の好みの物を集めることができます。

実家って、どうしても自分の趣味じゃないものがあったり、昔からある食器が揃っていませんか?家族のそれぞれが好みが違うというのはよくあることだと思うので、その空間を自分の好きなもので揃えるというのはなかなか難しいと思います。

私は母と趣味が違うので尚更無理でした。
(というより、キッチンは母のテリトリーだったので”私の趣味で物を揃える”ということすら考えたこともありませんでしたが。)

一人暮らしだとキッチン用品から、お風呂周りの物から、家電・寝室まで、全て自分で決められるので、実家暮らしとはまた違う楽しさが味わえます。

新しい布団カバーはどんなものにしようかな、どんなインテリア雑貨を置こうかなとかな、ここに新しい棚をおきたいなと想像するのがとても楽しくて、私はインテリアを考えている時が一番幸せです。

インテリアだけじゃないですよ。

洗濯洗剤だって、トイレットペーパーだって、日用品も全て自分の趣味で揃えることができます。

「そこまで選ぶのは別に楽しくないよ。」「日用品は生きるために買うものであって楽しむものではない。」という方もいるかもしれませんが、こういう部分すらも楽しめるのが一人暮らしの醍醐味だと私は思います。

自立心が出来る

一人暮らしは家事や料理、掃除は全て自分でしないといけないので、必然と自立心が出ます。

一人暮らししてから気づいたんですが、一人暮らしって結構褒められるんです。笑

家事や料理を自分でやって、家賃も自分で払っていることを話すと、自分にとっては当たり前のことなのに、周りの人たちからすごいね、偉いねと言ってもらえる機会が増えました。

料理といっても見せれるようなものは作っていなくて、疲れた日は冷凍うどんをチンして食べるということも全然あります。普段やっていることはやりたくてやってると言うより、やらないといけないからやってるだけなのにみんな褒めてくれるんです。

「ただ普通のことをやっているだけなのに褒めてくれるんだ。」「みんな家事や料理って結構苦手なんだ。」「家賃を自分で払うって結構すごい事なんだ。」って気づきました。

実家暮らしだったら、やって当たり前・手伝って当然と言う風潮な気がするんですが、一人暮らしは少し違うようです。やっぱり家賃を払っているというのが大きいんですかね。

褒められることが増えたからなのか、なんとなくポジティブになった気もします。

私は元々かなりのネガティブ人間で、すぐに人と比べて自分は全然ダメだ…と思ってしまいがちな人間でした。でも一人暮らしをしてからは「自分で家賃を払って、自分でお金のやりくりをして、ちゃんと洗濯掃除してて偉いぞ私ー!!!」って自分のことを褒めてあげるようにまでなりました。

これも一人暮らしをしたからこその思考だと思います。

両親との良好な関係

一人暮らしの家は、実家から電車で1時間くらい離れたところにしました。実家からすぐのところに住んでいるわけじゃないので、今は頻繁に会うこともありません。3ヶ月〜4ヶ月に一回会うか会わないかという感じです。

物理的に親との距離が離れ、毎日会うことはなくなることで、親離れ子離れができたと思います。

そして、一緒に住んでいた時よりも仲が良くなったように思います。

毎日会っていると嫌なところが目についたり、余計な一言がうるさいなと感じたり、喧嘩をして嫌な雰囲気になったりしますが、それが無くなるのです。たまに会う方がお互い報告し合えるようなこともできて、一緒にランチに行ったり、出かける時間が楽しくなりました。

そして親離れすることは、両親にとっても自由な時間が与えられる良い機会だと感じました。

どうしても子供といると、何歳になっても親の気分が抜けないのが親だと思います。今では、両親に自分の人生を楽しんでもらうためにもっと早く一人暮らしをしたらよかったなと思うほどです。

会社まで近くなって身体的に楽

私は通勤時間が長すぎて、それにより毎日疲れていました。
でも今は実家よりも会社に近いところに住んだおかげで、通勤時間を半分にする事ができ、そのしんどさがかなり軽減されました。

私は高校の頃から通学時間が長く、学校に行くのも会社に行くのも片道1時間掛かっていたのですが、今思えばこの時間が本当に無駄だったなと思います。

想像してみてください。

もしかしたら1日たった往復2時間かもしれないけど、これを半分にできると朝1時間多く寝る事ができる。もしくは勉強やスキルアップの時間に使える。

1週間で考えると土日を抜いて約5時間、1ヶ月20日と考えると約20時間もあれば、資格の勉強のためにはとても見逃せない時間だと思います。

資格以外にもこの20時間を筋トレに当てたり、家で家族やペットと過ごす時間に当てることができるって考えると、会社や学校の近くに住むってすごく魅力的じゃ無いですか?

高校の時や社会人のはじめの頃は通勤時間が長くても全然余裕だと思っていたので長時間かけて通っていました。でも残業が続くと余裕とも言ってられませんでした。

人生って結構時間が短いんですよね。

大学の頃はあんなに時間があると思っていたのに、30代になってからは1日1日が短いなと感じるようになりました。
そんな時に1日2時間も通勤に費やすのは勿体なく感じて、もちろん電車でNetflixを見たり、読書をしたりすることもできますが、できることの制限はありますし身体の限界もきます。

朝の満員電車で毎日イライラしてストレスもありましたし、私は肩こりも酷かったので、それがなくなったのは身体的にとても楽になりました。

一人暮らしはこんな人におすすめ

以上が、私の感じた一人暮らしをしてよかった点でした。そしてこの内容から私が思う一人暮らしに向いている人は次の通りです。

・自立したい方
・毎日自分の好きなものに囲まれて自由に過ごしたい方
・誰にも干渉されたく無い方
・親と適度な関係でいたい方
・通勤時間が長い方

このような方はぜひ一人暮らしを検討してみてくださいね。

これは後悔!一人暮らしの後悔やデメリットも正直に話します。

一人暮らしをしようかどうか悩んでるアラサー女子の方々は、やはり後悔したことが一番気になるのでは無いでしょうか。

一人暮らしをしてから後悔したこと、正直に書いてみますね。

もっと貯金をしておけばよかった

まず1つめは、もっと実家暮らしの時に貯金しておけばよかったということです。(昔の自分に言い聞かせたい…)

一人暮らしでは切っては切り離せないことですね。月何万も出ていくようになりますのでやっぱりお金は必要です。

私の家関連の支払いでいうと、

・家賃 65,000円
・電気代 約2,600円
・ガス代 約1,600〜3,000円
・水道代 1,700円

の支払いが毎月あるので、月に約75,000円は必ず必要になります。

実家暮らしの時は、「月75,000円なんて大金で支払えるはずがない」「服も買いたいし、旅行もしたいのに、それプラス家賃なんて無理だ」とおもっていました。

でも一人暮らしをしている友達に聞くとみんな口を揃えて言ってたんです、「なんとかなるよ」って。
これってすごくアバウトなアドバイスだなと当初はおもっていましたが、今なら友達が言ってたことが理解できます。

人って環境が変わると、だいたいそこに合わせにいくんですよね。

私は一人暮らしをしてから家賃を払っていかないといけない状況になったので、それを中心に考えるようになりました。
家賃はこれだけで、他の支払いはいくらだから今月はこの金額でやりくりしようとなるのです。

今はこの大金を払えているのだから、実家の時は尚更貯金ができたなとおもっていて、ここが後悔しているポイントです。

実家にお金は毎月入れていましたが、それでも家賃ほどは入れてなかったので、家賃分、むしろそれよりももっと多く貯金することができたなとおもっています。

もちろん、これを払えるほどの財力がなければ元も子もない話なので、そこはやっぱり転職をしたり、副業をして年収を上げたりすることは必要だと思います。でも給料に見合った家賃の価格帯を探せば大抵の人は一人暮らしが可能です。

これから一人暮らしを検討してる方は、私と同じ後悔を経験しないために、以下のことに注意してみてください。

解決策:実家にいる時にひたすら貯金しておく

一人暮らしをしたいなら、実家で貯金する期間は決めておきましょう。

「この一年は貯金の年にする。1年後の◯月から必ず一人暮らしをするためにこの12ヶ月だけは必要最低限の物以外買わない。」と言うような感じです。

これをしっかり決めておかないと、後々ずるずる甘えてしまって一人暮らしのタイミングを逃してしまいます。また、貯金するする詐欺になって結局貯金しなかった…となることもあるので、強い気持ちと、貯金の期間は決めておく事が大切です。

その貯金の際、給料のほとんどを貯金できるに越した事はないですが、あらかじめ住みたい地域や住みたい家の家賃を調べておくのがおすすめです。

貯金の方法でいうと、他には給料からの先取り貯金もあります。

先取り貯金の方法は下記のような方法で可能です。

・給与振込口座から自分で貯蓄用口座に移す
・給料日に貯蓄用の口座へ自動振替を設定をする
・勤務先が給与から貯蓄額を天引きしてくれる社内貯金制度や財形貯蓄制度を利用する

このようなものを利用して実家暮らしの時に、いつもより一人暮らしを意識した金額で貯金をしてみてください。

平日は家事をする暇・元気がない

これは職業や仕事の拘束時間にもよりますが、私は9時に家を出て、帰宅するのが22時くらいになる場合があるので、平日はほぼ料理などの家事ができません。

元気がある人なら問題ない点ですが、疲れて帰ってきてお風呂に入って寝るという生活が続くので、平日は部屋が散らかることもしばしば…。毎日しっかり料理をしたい、洗濯・掃除をしたいという人は、平日に家事ができないのはしんどいかもしれません。

それでも家事はしないといけないので、解決策としては以下の通りです。

解決策:時短家電使う・土日に作り置きや料理をする・家事代行サービスを利用する

時短家電というのは、日々の生活でここだけ楽をしたいという部分を見つけて、それを楽にできる家電を使うことで、日々の生活が一気に楽になります。

例えば、

・洗い物は苦手だから食器洗い乾燥機使う
・掃除はしんどいからお掃除ロボットを使う

というような感じです。

私の場合は乾燥機付き洗濯機を買いました。

買った理由としては、夜遅くまで洗濯物を外に干しておいて、帰宅後洗濯物を取り込むのがしんどいなとおもったので、ここを楽にできたらいいなと思ったためです。洗濯〜乾燥まで一気にやってくれれば、取り込むめんどくささが軽減されます。

乾燥機付きを購入するのが難しい場合は、別の視点で考えてみましょう。

もしかしたら乾燥機はなくても、タイマー付きだけでも良いかもしれません。
洗濯物を取り込むのはしんどくないという人は、タイマー機能があれば、朝指定の時間までに洗濯物を洗い終わるようにセットしておけば、あとは洗い終わるのを待つだけです。

家中時短家電で揃えるのは大変でも、このような感じでどこか1つだけでも楽をしたいポイントをみつけて初期投資をするというのも手です。

最初は孤独感やさみしさを感じる

今ではもう慣れたのであまり感じませんが、一人暮らしを始めた当初はすごく孤独で寂しさを感じました。

特に引っ越し当日、引っ越しは友達が手伝ってくれたおかげで賑やかに終わったのですが、友達が帰ったあとの静けさで、一気に寂しさが押し寄せたのを覚えています。

これは慣れるしかないとも思えますが、工夫次第ではその気持ちを少しでも早く和らげられるかもしれません。

解決策:友達の家の近くに住む・スマート電球で明るい家に帰宅・趣味のサークルに加入してみる

私は実際に友達が何人か住んでいるエリアの近くに住むことにしました。近くにすんだからといってそんなに頻繁に遊ばなかったとしても、「近くに知っている人がいる」という安心感がありますよ。

あとは、少しでも寂しさを紛らわせるために、家の電球をスマート電球にしました。スマホで操作できるので、いつも帰宅直前に電気をつけて、明るい部屋に帰るようにしてます。

そうすると帰宅時、玄関を開けた時の真っ暗でシーンとしている感じが和らいで、気持ちも紛れました。

スマート電球は明るい家に帰りたいという要望を叶えてくれる以外にもとても便利な小型家電です。この便利さを皆さんにお伝えしたくて別の記事にまとめていますので、時間がある方はぜひこちらもご覧になってください。

一人暮らしをおすすめしない人

以上が、私の感じた一人暮らしをして後悔した点やデメリットでした。そしてこの内容から私が思う一人暮らしに向いていない人は次の通りです。

・お金をひたすらためたい方

やっぱりお金はどうしても必要なので、お金をひたすら貯めたい、結婚でいくら必要だからなるべく支出は抑えたい人には難しいかもしれません。

一人暮らしに関するQ&A、勝手に答えてみました

ネットで「アラサー 一人暮らし」で検索すると、色々な悩みを拝見しました。
わかります。私も一人暮らしをするまではいっぱい悩みました。
そこでネットでよくある代表的な質問に、私独自の目線で回答してみたいと思います。

質問1:一人暮らしをしたいが、お金の面が心配。彼氏と結婚をすることになった場合に貯金が無かったらどうしようと思い踏み出せない。

回答:結婚を前提に貯金したい気持ちと、一人暮らしをしたいという気持ち、どちらもよくわかります。一旦両立できる方法はないか考えてみましょう。

結婚の貯蓄、一人暮らし、どちらもお金が必要ですよね。
でも必要といっても大体どのくらいあればよさそうでしょうか?
あなたはその彼と結婚するとなったときに「貯金がなかったら」といいますが、いくらくらいあれば「貯金がある、大丈夫だな」と感じるでしょうか?

もちろんたくさんあるに越したことはないのですが、もしどちらも両立させるなら、一度どのくらい必要なのかそれぞれ計算してみることが大切です。

ふわっとした感覚で貯金や一人暮らしを始めると結局貯金ができているのか、一人暮らしをできる範囲なのかわからなくなってしまうとおもいます。

そして計算してみて、一人暮らししながらでも結婚に向けて貯めれそうな資金なのかがわかると、一人暮らしをするかどうかが見えてくるのではないでしょうか。

結婚までに自分の貯金だけでも数百万貯めたいという話になると、もしかしたら一人暮らしをしている場合ではなくなるかもしれません。
そうなると両立ではなくどちらを優先するかが見えてくるのではないでしょうか。

また、アラサーで彼氏がいるなら一人暮らしをしてみたいということを彼と相談することも大切です。
「彼と結婚の話をしたわけではないし…」と思わなくても、付き合っている彼女がいきなり一人暮らしを始めたら、「あれ?結婚は?」と思うかもしれませんし、もしかしたら彼は数ヶ月後に同棲をしたいなと考えている可能性もあります。

結婚を意識するということは一人の人生ではないので、相談という形でこの考えを伝えてみてから考えるのもありではないでしょうか。

質問2:一人暮らしをしたいが、お金の面が心配で転職も考えている。転職前に引っ越すか、新しい仕事が決まってから引っ越しするか、どっちが先が良い?

回答:どちらを先にしてもそれぞれメリットデメリットがあるので、一概にどちらが先が良いかというのは難しいかもしれませんが、私の場合は転職してから一人暮らしをします。

というのも、転職は職業によっては年齢に制限がある場合があるからです。

それでも「一人暮らしはいつからする」というのは決めておいた上で転職活動を行います。転職活動の際も転職後の収入の見込みを考えながら職場を決めて、必ず決めたスケジュール感で一人暮らしをできるように逆算して考えます。

もしかしたら転職活動が思ったよりも期間が伸びてしまったということもあるかもしれませんが、ちゃんと一人暮らしをいつからするかをきめておかないとズルズル一人暮らしをしない場合があるからです。

そうなった場合、あとからあの時に一人暮らしをしておけばよかった…と後悔してしまう可能性があるので、ある程度のスケジュール感を決めて活動するのがおすすめです。

これは一つの案で、もう一つの考えとして、追い込まれないとできないタイプの友達にアドバイスをするなら、転職より先に一人暮らしをすすめると思います。

なぜならそういうタイプの人の場合、転職活動が終わっても結局実家でゆっくりしてしまう可能性があるかもしれないからです。

転職活動が終わって職場が変わっただけで、暮らしについてはなにも変わっていない状態なので、その状態で一人暮らしをしよう!と思える機会がどうしても減ってしまう気がします。なのでそのようなタイプの友達には「もう先に一人暮らししちゃえ!」という感じですすめるのが良いなとおもいます。

まとめ:一人暮らしは最高の冒険!

ここまで、一人暮らしをして感じたことや、メリットデメリットを挙げてみました。

あくまでも私の個人的な視点で書いてみましたが、少しでもアラサー女性のみなさまの参考になりましたでしょうか?

一人暮らしの大先輩の方々からすると、まだまだ一人暮らし初心者が何語ってるんだって思うかもしれませんが、一人暮らしって結構踏み出すのに勇気がいるんですよね。

私も32歳まで実家暮らしだったので、この踏み出す勇気がいることは誰よりもわかっているつもりです。
なので私と同じ心境の方の参考になったら良いなとおもってまとめてみました。

世の中には、一人暮らしなんてお金が出ていくだけで無駄だという方もいるかもしれません。

でも何を優先するかだと思います。

私はお金は必要でも、実家暮らしに後ろめたさを感じていたので、その後ろめたさから解放されて一人暮らしを経験をしてみることを選びました。

そして今では、一人暮らしをやって本当によかったと思っています。

お金は、一人暮らしをしてもしなくても必要です。結婚についても、結婚を見据えて実家暮らしを優先してももしかしたら最終的には結婚をしないという選択肢を選ぶこともあるかもしれません。
そうなった場合、私は「やっておけばよかった」という後悔をしたくないんです。

先のことなんてわからないし、今やりたいとおもったなら今するのも大切だと思います。勇気がいるものだからこそ、一番若い今日から、一人暮らしについて考えてみませんか。

この記事を書いた人
yoru

30代になってから初めての一人暮らしを開始。
30代になったことや仕事が多忙なことも相まって、最近やたらとリラックスを追い求めています。
リラックスを追い求めるくせに、毎日を生き急いでいるアラサー女が、日々の暮らしのリアルな日常や、使ってよかったアイテムをご紹介。

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